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第33回雪崩事故防止セミナー

第33回雪崩事故防止セミナーの準備を着々と
いらっしゃい、青学山岳部
人が集まるなんて、素晴らしい
AvaSARの講義が終わり野外へ

盛況のうちに終了しました.

 初心者を対象として、雪崩の危険から身を守るために実戦的な講習を行い、基礎知識を習得します。雪山から生きて還るための捜索救助法として雪崩トランシーバー、プローブ、シャベルの使用方法を学び、埋没体験を行います。積雪断面観察、弱層テストの実習から雪崩を回避する知識を学びます。

第33回 雪崩事故防止セミナー

【日 時】 2024年2月7日(水)〜8日(木)
2月7日(水)〈現地集合〉8:30〈開始〉9:00
2月8日(木)〈現地解散〉17:00予定

【会 場】 北海道大学 手稲パラダイスヒュッテおよび周辺 
※手稲パラダイスヒュッテに2月6日(火)から宿泊可能(宿泊費¥600 現地徴収)
※通いでの受講可能

北海道大学手稲パラダイスヒュッテについて

【参加費】 一般20,000円 学生12,000円
(官公庁・団体派遣で請求書払いをご希望の方は別途事務局までご連絡ください)

【定 員】 24名(定員になり次第締切)

【レンタル装備】雪崩トランシーバー ¥1,000/プローブ ¥500/シャベル ¥500/スノーソー ¥500

【申込締切】2024年1月31日(火)

【講 師】

雪崩事故防止研究会会員・(公社)日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム
<コーディネーター>阿部幹雄(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム)
<実技担当>
  主任講師:阿部夕香(ガイド)、双樹智道(ガイド、秀岳荘)
<講義担当>
  阿部夕香(雪氷災害調査チーム)「雪崩サーチ&レスキューAvaSAR basic」
  尾関俊浩(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム、北海道教育大学札幌校)「雪と雪崩の科学」
  阿部幹雄(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム)「低体温症に関する雪崩事故事例 「証言 雪崩遭難」から」

【持ち物】
(一部レンタル・購入可、Peatixから事前にお申し込みください。)

◆講習会のために必要な食料
・8日と9日の行動食・飲み物
  ※8日夕食と9日朝食は持参する必要はありません
・持参自由:嗜好品、飲み物(アルコールを含む) 

◆必ず持参する装備
・雪崩トランシーバーの捜索、プロービングの練習、シャベリングの練習を実施します
・シナリオトレーニングで雪崩埋没者への保温・加温処置を実施します

□雪崩トランシーバー (デジタル3本アンテナ、マーク機能付)/レンタル可
□シャベル (金属製ブレード、シャフトが伸縮式)/レンタル可
□プローブ(240cm 以上の長さのもの 300cm以上を推奨)/レンタル可
□羽毛服やフリース等の予備防寒着1着
□保温ボトル1個:500㎖以上、800〜1000㎖を推奨
□1個以上のソフトボトル:ナルゲンあるいはプラティパス、もしくはペットボトル
□1個以上の使い捨てカイロ:桐灰マグマを推奨
□装備を入れるザック(40リッター程度以上を推奨)
□雪中の歩行具:スキー、スノーシュー
□「ゆきみちゃん」(ルーペ、スノーゲージのセット:雪崩事故防止研究会製)/会場で販売します
□寝袋・マット(手稲パラダイスヒュッテに宿泊する場合)
□ヘッドライト

◆もしお持ちであれば持参して欲しい装備
□断熱性があるマット ※サーマレストなどのポリエチレン素材を推奨
□お湯を沸かすためのコンロ(ガス、固形燃料) ※ガソリンコンロは不可
□お湯を沸かすための金属食器
□ライターあるいはマッチ
□野帳 ※ 防水紙を推奨 ※※ KOKUYO LEVEL BOOKを推奨
□筆記具 ※凍結しない筆記具(低温でも使用できること)
□経度緯度を記録できるスマートフォンもしくはGPS
□スマートフォンのタッチパネルを操作可能な手袋
※ツエルトは主催者が用意します

【セミナーの内容と予定】

【2月8日(水)】
8時30分 集合(北大手稲パラダイスヒュッテ)
8時30分〜9時 オリエンテーション 
9時〜11時 講義①:雪崩サーチ&レスキューAvaSAR basic
11時〜16時 実技 (手稲パラダイスヒュッテ周辺)
★班分け 1班〜4班
《雪崩サーチ&レスキューAvaSAR》
 ・雪崩トランシーバーの捜索練習
  (ダブルグループチェック、エアポートアプローチ、電波特性、複数捜索、深い埋没)
 ・プロービング
  (スパイラルプロービング、スラロームプロービングほか)
 ・組織的なプロービング
 ・シャベリング
 ・埋没者救出後の処置
  ・デモンストレーション
  ・要救助者の観察、声がけ、移動ほか、低体温症への処置(保温・加温)

16時30分〜17時30分 講義②「雪と雪崩の科学」尾関俊浩<予定>
17時30分〜18時30分 講義③「低体温症に関する雪崩事故事例 「証言 雪崩遭難」から」
19時〜20時 夕食
20時〜 自由時間 ★班別に要救助者への保温・加温の装備確認
23時 消灯

【2月8日(木)】
7時 朝食
8時〜9時   実技①「積雪断面観測」
9時〜10時  実技②《班別の講習》コンプレッションテスト・雪質観察
10時〜12時 実技③《班別の講習》埋没体験・救出後の処置
12時〜12時45分 休憩
13時〜15時30分 シナリオトレーニング
15時45分〜16時 振り返り 
16時 終了
16時〜17時 清掃・片付け
17時 現地解散

【参考図書】  講演は参考図書に準じた内容となります。事前に一読することを推奨いたします。

増補改訂版_雪崩教本(2022、山と渓谷社)

那須雪崩事故の真相 銀嶺の破断(2019、山と溪谷社)

証言 雪崩遭難(2023、山と溪谷社)

証言 雪崩遭難(2023、山と溪谷社)

「凍る体」(2002、山と溪谷社)

「凍る体」(2002、山と溪谷社)

※参考図書は会場で販売します

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